ばばぶろぐ

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映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」感想

 予定の合間を埋めるため、映画館へ。

 

時間が合うのがこれか侍ジャパンの記録映画だったので、

 

メガヒット中と聞くこちらを選択。3Dで、吹替版でした。

ちなみに、スーパーマリオのどれかは借りてプレイしたことはあるが、

へたくそなので最後まで行けた覚えはないというライト層。

 

マリオは意外と弟愛にあふれる配管工(※夢を追って独立したものの仕事は上手くいってない)。

冒頭、車の故障のためルイージと共に走って配管工事に向かうシーンがあるのだが、

あれこれ障害物を乗り越えながら(※マリオのステージ的な感じ)、

先行してルイージのために道を整えてやる姿で

「あんな風にいつも弟を思いやってるんだろうなぁ……」と二人の関係をわからせてくる。

ルイージポンコツの極みだが、おおらかでクヨクヨしないタイプ。

ダークランドに落ち、クッパに捕らわれて助けを持つというヒロインポジでもある。

悩みがなくて幸せな人生を送れそう。

見る限りポンコツレベルはルイージの方が上なのだが、

父親にも誰にも評価されない……という鬱屈した悩みを抱えているのはマリオである。

性格的なものももちろんあるにしろ、やっぱり長男だから?とかあるのだろうか。

アメリカの事情がわからない。

 

ピーチ姫はとても可愛い。見た目は古い日本人的には

手放しで「カワイイ!」という感じでもないが、

声も相まってどんどん可愛く見えてくる。

そしてバトルシーンは彼女が一番格好いい。

クッパは部下の前では威厳ある風を装ってるが、

ピーチ姫への愛を弾き語るロマンチストなカメ。映画館では笑いが起きていた。

子供たちも、マリオを遊んだ昔の子供たちも楽しめる、家族向けとして確かな良作。