ばばぶろぐ

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ピエール・ルメートル「その女アレックス」感想

再読。※ごく微量のネタバレ成分を含みます。

前作を読んでみるとカミーユ班に愛着がわいてて、(その時の記憶が全くないが)前回より断然面白く読めたと思う。

アレックスの兄は壮絶な下衆野郎で、

しかもすがすがしいクズではなく胸糞悪くなるド屑ぶりなので

読んでいて眉間に皺が寄った。

ラスト、あんな風に終われるのはフランスのお国柄もあるのかな?

アルマンにはほっこり。