ご多分に漏れず、犬や猫が大好きで、
猫はスコティッシュフォールドが一番好きかな~と思っていたのですが、
こんな記事を見かけました。
太田匡彦さんの「いのちへの想像力 「家族」のことを考えよう」
第19回 「折れ耳」スコティッシュ 繁殖は動愛法に抵触
https://sippolife.jp/column/2017072000010.html
耳が主張しない分、顔がまるまるとして見えて愛らしい、
元々そういう種なのかと思っていましたが、「遺伝性疾患」だったのですね。
鹿児島大学の大和修教授による「発症した猫は、四肢や体に生涯ずっと痛みがある」という指摘、
ほかにも病気になりやすい、という飼い主さんの声もありました。
そんな痛みを抱えた命をあえて作り出していたのですね……。
愛猫が痛がる姿を見たい飼い主さんなんていないはずだから、
もっとこういう情報をみんなが知っていたら
スコティッシュフォールドがこんなに増えることもなかったのでしょうが、
写真とか動画とかで犬や猫を見て「可愛い!」と思っても
「その種について調べよう」という人はなかなかいないですよね。
「とにかく売れるから」と交配させる人と、
「ただ可愛いから」と買う人と、どちらもいて成り立っているわけだから、
不幸な猫が生まれてしまうのを
悪質なペット業者やブリーダーが悪いんだ!とも
単純に言ってしまう事も出来ないわけで、
猫可愛い!と言うだけの自分も、
昨今の猫ブームの一端となって商材としての猫の価値を上げてしまい、
更なる不幸な猫の誕生につながっているのかな、と思うと
なんともやるせないです。