ばばぶろぐ

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映画「騙し絵の牙」感想(原作:塩田武士/主演:大泉洋)

「罪の声」を観た時に映画館で予告が流れて気になっていた作品。

(罪の声はしみじみと良い作品で、特に宇崎竜童が格好良かった!)

こちらも原作は未読だけれど、

はじめから大泉洋を主役に当て書きした、っていうのと舞台挨拶が面白かったので、

大爆笑してスッキリしようと思って観に行った。

が、正直期待したほど面白くはなかったな。

色々なエピソードが細切れに入っていて、

どれも大して盛り上がらないまま終わってしまい、特に騙してもくれない……。

劇場もまぁそこまで人が入っていたわけでもないけど、

笑い声的なものが聞こえたのは一度だけだったと思う。

今思えば、塩田作品って読んだことはないけれど、

笑おうとか驚こうとかっていうテンションで見るタイプの作者さんではなかったかなという感じだが、

そういう感じで広告打ってきてたからなぁ。

何で作品と違うテイストの煽り方をしちゃうんだろうか。

役者さん陣はとても豪華で、國村隼さんが面白かったのと

あと池田エライザの印象がかなり残ったかも。ビジュアルも強い。

町の個人経営の本屋さんって本当に減ってしまったなぁ、と改めて。